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土木施工管理技士とは2023.12.26
土木工事において、土木施工管理技士は欠かせない存在です。
施工管理といっても、どんな仕事なのかイメージがわかない方も多いと思います。
今回は、土木施工管理技士に焦点をあてて、仕事内容を中心に紹介します。
これから施工管理技士を目指す方や興味のある方は是非参考にしてください。
①土木施工管理技士とは
土木施工管理技士とは、主に土木の施工管理をする仕事であると同時に資格の名称でもあり1級、2級と種類があります。
主な仕事内容は河川・上下水道・ダム・海岸・道路・橋梁・トンネルなどの工事現場で監督をします。
着手前には用地確保や周辺住民への説明、工事が始まると工事の進捗状況を確認するなど業務は多岐にわたります。土木施工管理技士とは土木工事において中核となる職業です。
②土木施工管理技士の仕事内容
施工計画を作成し、工程管理、品質管理、予算や原価の管理、安全管理を行います。
受注する仕事は基本的に公共工事がメインです。最近では自然災害時の復旧工事も増えています。
総じて私たちの生活を支えるインフラ整備を行います。
③仕事内容の詳細
・施工計画とは
施工計画とは工事をどのように進めていくのか、管理はどのようにするのかなどを発注者と確認して計画を立てることです。
施工計画は工事を請負った後、最初に行うべき仕事で全体の出来栄えや効率を決定する重要な役割があります。
・工程管理とは
工程管理とはスケジュールを作成し、期限までに工事を終えられるように手配を行うことです。
建設工事には、工期と呼ばれる工事完成期限が決められており、発注者との間で工期内に工事を完成させる契約が交わされます。
・品質管理とは
品質管理とは適切な材料が使われているか、強度があるかを確認することです。
品質保持を証明するために施工写真を撮影し、記録に残すなどの施工記録を作成します。
・安全管理とは
安全管理とは事故なく、安全に工事が進められるように環境を整えることです。
準備・点検・確認を毎日行い、事故を未然に防ぐようにします。
・予算や原価管理とは
予算や原価管理とは会社が利益を得られるように工事費用の管理を行うことです。
必要時、施工計画の見直しや工程表の調整、下請け業者の変更をし、予算と原価を調整し、利益が得られるように管理します。
④施工管理技士の魅力
土木施工管理技士の仕事は「大変」「きつい」というイメージを持たれる方が多いかと思います。しかし、苦労の多い土木施工管理技士の仕事を10年、20年、30年と長く続けている人が建設業界にはたくさんいます。深谷建設にも30年以上、土木施工管理技士を続けられている社員がいます。
なぜそこまで長く土木施工管理技士の仕事を続けられるのか、頑張れるのか、その理由には「仕事に対するやりがい」が関係していると思います。
・施工管理のやりがいとは
【工事が無事完了し、達成感を味わえたとき】
現場を指揮する司令塔として、工事に携わる多くの人をまとめ上げたときの達成感や期限までに工事を終わらせることができたときの安堵感・充実感は施工管理の魅力の1つです。
【自分の成長を実感できたとき】
入社した時より資格や経験が増えていくことで仕事の幅も広がり、やりがいを感じられます。自分の成長を実感できると仕事に対するモチベーションも上がります。
【自分の実力や努力が評価してもらえたとき】
施工管理の業務内容は多岐にわたりますが、どんな業務にも対応できる知識や技術が身につけば、会社からの信頼度や評価が増していきます。努力が認められると、昇給や役職がつくことで自分の頑張りがかたちになって還元されることは大きなやりがいの1つとなります。
【地域の方からの言葉をいただいたとき】
「きれいになったね」「走りやすくなったね」「危なかったからやってもらえてありがたい」など工事中や工事完了時に声をかけていただけることがあります。そういった地域の方からの言葉は仕事に対するやる気にもつながります。
これから「施工管理技士」を目指す方へ
施工管理の仕事は責任が大きく、大変なこともたくさんあります。しかし、その分の見返りや得られるものは多く、とても魅力のある職業だと思います。
施工管理技士の仕事は資格がなくてもできます。だからこそ、未経験者でも大丈夫です。
最初はだれでも未経験者からスタートし、仕事を覚え、わからないことを先輩に聞いて、経験を積んでいきます。
実務経験を積んで資格を取得すると、仕事の幅も広がりキャリアアップにつながります。深谷建設では、離職率が低く、経験豊富な先輩施工管理技士の社員がたくさんいます。
未経験、経験の浅い方でも一人前の施工管理技士になれるようにサポートしています。
これから施工管理技士として一人前になりたい!安定して働ける職場で働きたいとお考えでしたら是非当社で一緒に働きましょう!